ボウリング両手投げでハイスコア!PBAジェイソン・ベルモンテ
先日gori.meさんの記事でボウリング動画が紹介されていて、思わずシェアしてしまいました。
ボウリングが趣味のマイボウラーとして、違う角度からボウリングの楽しさをお届けしたいと思い、本日公開予定だったSEO関連の記事をそっちのけにしてアップします。
動画内で観られる、ベルモンテ選手の両手投げとアームスリーブにクローズアップ!
ジェイソン・ベルモンテ Jason Belmonte
紹介されていた動画はこちら。
この動画に登場しているボウラーは、ジェイソン・ベルモンテというPBAの選手です。
- PBA
- Professional Bowlers Association の略で、アメリカのプロボウリング協会のこと。
鮮やかなトリックショットが目をひきますが、それより何より注目すべきなのが、この選手は両手投げであるということです。
ボウリングで両手投げ・サムレスはOK?
ボウリングのルールはいくつかありますが、いずれも投球は片手でしなければならない、などという制約はありません。
また、ベルモンテ選手は親指を入れない「サムレス」スタイルです。通常は親指・中指・薬指の3本を使いますが、親指を入れず中指と薬指のみ指穴に入れて投球しているのです。
ボウリング場で若い男性が親指を入れずに投球してグリグリ曲げているのを目にしたことがあるかもしれません。投げ方はちょっと違いますが、あれと同じ。
こちらもルール上問題はありませんが、穴のあけ方に関してはルールが設けられているので、マイボールを作るさいはちょっと注意が必要です。ボール検量があるような大きな大会じゃなければ別にいいんですけどね。
両手投げのメリットは高回転
サムレスや両手投げは、ボールに高回転を与えることができます。
これによって単純に曲がりやすくなるというメリットに加え、ピンの弾き方も良くなるためストライク確率が上がります。
なぜボールを曲げるかというと、ポケットへの入射角が関係しています。あまり突っ込んだ話をすると3記事分ぐらいになるのでここでは割愛しますが…。
- ポケット
- 右投げの場合、1番ピンと3番ピンの間をさす。板目でいうと17.5枚目にあたる。ここに正確にヒットすれば、理論上パーフェクトストライクを出すことができる。
ちなみに、ベルモンテ選手のほかに両手投げで有名なのがオスク・パレルマ選手です。日本では太田誠プロが日本初の両手投げプロボウラーだったはず。
できそうな気がするけど、やってみると難しいんですよねー。
両手投げのデメリットはスピード低下
デメリットは、片手投げにくらべてスピードが落ちやすいということです。
両手投げにしたからといって、ベルモンテ選手のような高速・高回転はそう簡単に出せません。ほぼ、低速・高回転になります。
このスピードもストライク確率に関係しており、スピードと回転のバランスが重要です。ただ曲げたいだけなら低速・高回転でもいいんですが、スコアにはつながりません。
バネのような筋肉があってはじめて、両手投げで高速・高回転ボールを投げることができます。
PBA選手が愛用しているアームスリーブは効果があるのか
さて、この動画内でもうひとつ注目すべきなのが、ベルモンテ選手と数名が右腕に着用しているアームカバーのようなものです。
これはパワースリーブ(またはアームスリーブ)という代物で、ここ最近になってボウリング業界内でも流行しています。
STORM製アームスリーブは即完売
これはSTORMというボールメーカーのロゴが入っているアームスリーブ。
同モデルがたしか今年の初頭に日本へ入ってきましたが、STORM製品を輸入・販売しているハイスポーツ社に確認したところ、あれよあれよという間に完売したとのことです。
PBAのトッププロたちがこぞってアームスリーブを着用しはじめたのを見て、人気が出たんでしょうね。
パワースリーブの効果
パワースリーブを着用すると、以下のような効果を体感できます。
- 血流循環を促進
- 筋肉のブレや振動を抑える
- 汗止め
ボウリングに限らずマラソンやバスケットボールでも愛用されています。また、腕だけではなくふくらはぎや太もも用のタイプもあります。
各メーカーから発売されているので、気になる方は要チェック。
僕は持っていないので、試しに友人から借りて1ゲーム投げたところ、ボールが軽く感じられ、投球後の腕の疲れはありませんでした。たぶん思い込みもあるでしょうけど…。
10ゲームぐらい投げ比べないと効果は実感できないかもしれません。
さいごに
なぜか手元にSTORMのアームスリーブがあるのですが、残念ながらS/Mサイズのためきついんです。誰かに売ろう…。
というわけで今日は終始ボウリングの話でした。ブログ運営とまったく関係ありませんが、またいずれ暇をみてマニアックな話をしたいと思います。
それでは、また。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません